いい取材を受けるって、実は、
 ほんとにおもしろい、たのしい仕事なんです。
 むろん、正直に言いまして、
 おもしろくない取材だって、ないわけじゃないです。

 いかにも大事な大事なことを訊くみたいに、
 厳しい顔して「的確な質問」と「気の利いた答え」の
 やりとりを望んでるような場合は、
 まことに残念ながら、だいたい不調に終わるんですよね。
 なんというか、どこかしら対立的になっちゃったり、
 なにやら深刻めかしたものになっちゃったりね。
 もともと、ぼくは絶対にたいしたことは言えませんから。